リメンバ−福岡 自死遺族の集い 5周年記念講演会【特設ペ−ジ】 【終了しました】


 講演会にご参加いただいたみなさまからの声(アンケ−ト・感想)の一部をご紹介させていただきます。

 【基調講演】
      「福祉と自殺問題」

    

          ◇NHK エグゼクティブディレクター・アナウンサー◇
                 町永 俊雄 氏

 町永さんは、長年NHKで社会問題の番組に取り組まれ、現在は「福祉ネットワーク」「ETVワイド・共に生きる」などの番組をアナウンサーとしてだけではなく、デレクターとして企画の段階から携わっておられます。
 番組ではシリーズで「自殺」の特集を組み、自殺問題のフォーラムなども数多くコーディネートされています。

【みなさまから寄せられた声】

☆「福祉は特別な人たちの為のものではない」福祉は社会全体をどうとらえるかでる。「well care well being」「自殺を感じていながら、その危機を遠ざけようとしている心理」「自殺予防は生きる事の支援」 等の言葉は胸に響いた。

☆「福祉・自殺の問題」が、私たちの社会生活の中の普遍的なことと深くつながっていく、皆の問題であることを感じました。


☆福祉というものが誰を対象としているのかという問いに対して、誰でも対象となりうるということ、同様に自殺問題も、人と人とのつながり、連携が世の中
で大切なことなのだと思いました。

☆大変わかりやすく、率直に自死問題を福祉の視点から語って下さいました。語れる、語れないと遺族に態度を求める必要はない、語れるような社会を私たちがつくる必要があるという言葉が最も心に残りました。


☆ 自死遺族であっても心の整理がつかないまま暮らしておりまして、何かを社会に訴えていかねば! 自死を理解していただきたい! と思いながら言葉に置き換えることが難しく、混沌の中で時を過ごしておりますが、この町永さんの講演の中に私のこのもやもやした気持ちを代弁していただいた気がしました。感謝・・・。

NHK福祉ポ−タル「ハ−トネット」「ハ−トをつなごう」「自殺と向き合う特設ペ−ジ」

【DVD上映】
「わかち合いの現場から」

 二年前、自死遺族への理解とわかち合いの場を確立するためのシンポジュウム、「自死遺族支援全国キャラバン」が47都道府県において執り行われました。 これは内閣府、自治体、民間がひとつになって行ったものです。

 私どもは、福岡で行われるシンポジュウムにどのような形で遺族の声を伝えるべきかを考えた末、わかち合いの様子をDVDに収録しお伝えした。そして今回その映像を5周年で再度上映しました。(通常のわかち合いはご遺族のみの参加で、見学やマスコミが入ることは一切ありません)

【みなさまから寄せられた声】

☆ 語れなかった自殺を語れる自殺にできる場として分かち合いの場はとても大切だと思いました。語ってくださったご遺族の方に感謝です。実際に自死遺族の方の声を聞いてとても心を締め付けられる思いでした。「特別な人ではない。普通に生活している方」とおっしゃっていてとても心に残りました。

☆遺族の方には、様々な想いがあって(悲しみ・自責・怒り・憎しみ)、自死について向き合っておられて、その思いは善い悪いというもので測れないのだと思いました。

☆ご遺族の方の生の声を聞き、胸が締め付けられるような思いでした。しかし、ご遺族の方が本当はどう思われているのかを私たちは知る必要があると思いました。

☆泣けてきました。何をいったらいいのかわかりません。私にできることがなにかあるのでしょうか。

☆私も早くこの様な活動を知っていればもう少し早く、気持ちが楽になったと次回のリメンバー会に参加してみようかと思います。

☆私も上映の方たちのようにわかち合いに参加したことがありますので、共感できる事が沢山あり、私も映像の中に一緒にいるかのような気持ちになりました。

会の様子が分かった点は良かったと思います。でもそこにないものの大きさ、表現されていないことの重さも感じました。

☆ご遺族の方のダイレクトに伝わるメッセージをお聞きすることができて、自分の中の自殺のイメージが変わりました。

☆同じ境遇の方がたくさんいらっしゃるのだと思いました。あのような場所があったら、自分の気持ちが少しずつでもはき出していけると思い自分の住んでいる近くにもほしいと思いました。

☆メッセージが率直に伝わって、語ることのできない思いの深さに言葉を失います。

☆とても衝撃的でした。ペットボトルをにぎりしめて語るお話を聞いていたら涙が止まりませんでした。

【パネルディスカッション】
「語れる自殺  語れない自殺」

         

◇NPO 法人自殺対策支援センタ−ライフリンク代表◇
           清水 康之 氏 

「自殺対策やライフリンク関連の報道(放送)予定」

清水康之氏プロフィ−ル(ライフリンクホ−ムペ−ジ)

  

◇あしなが育英会虹の家課長・チ−フディレクタ−◇
          西田 正弘 氏
 

あしなが育英会ホ−ムペ−ジ

『自殺って言えない』 発刊によせて 親を亡くした子どもたちの 心のケアについて(いのちの電話東京ホ−ムペ−ジより)

「自殺遺児の子ども達とかかわって感じること」(北九州市自殺対策ホ−ムペ−ジより)

優しき挑戦者(国内篇)(39)命の輪をつなぐ遺児たち ホ−ムペ−ジより

  

◇リメンバ−福岡 自死遺族の集い 代表◇
         井上 久美子 氏
◇リメンバ−福岡 自死遺族の集い◇
        参加遺族・スタッフ ほか

 2年前の映像の中で顔を出すことなく語っていた遺族のお二人が、講演会のデスカッションで登壇し、これまでの思いやリメンバーに参加しての心境の変化などを語ってくださいました。
 同じ壇上には基調講演の町永俊雄さん、このDVDの撮影編集を手掛けてくださった「自殺対策支援センターライフリンク」の清水康之さん、「あしなが育英会」の西田正弘さん、リメンバーの井上の6名で、2年前の撮影時の緊張した空気、撮影に協力してくれた遺族の勇気と責任感、語れない思い、語りたくない思い、語れない世間の空気、語り尽くせない胸の内 … 1時間半のデスカッションは、会場に参加された250名の方々の心にきっと届いたことでしょう。


【みなさまから寄せられた声】

☆テーマの「語れる自殺 語れない自殺」についてとても考えさせられました。語らなくてはならないのではないと強く感じました。

☆ 一番印象深かったのは、行政などの窓口の対応についてです。私の周りにも窓口で不快な思いをした人がいます。窓口の対応をどうしたら変えていけるのか考えさせられました。自死遺族の方が必ず通る道でもあるので、窓口は大切だと思います。

☆二家族の迷う本音(試行錯誤)も語られ、「リメンバー福岡」のネットワークの実施努力も想像できた。

☆『無理して語らなくてもいい。ただ語れない場ではいけない』という言葉が心に残りました。それはすなわち心が許せてない信頼できてないということ。それではやはり自分の中でしか解決できないということで、本当につらくてその会に行ったのに、何の意味もないと思うんです。自死の家族とかも関係なく、このような場はとても大切だと思った。

☆それぞれの立場、役割、そして個々人の気持ちなど、多くが絡み合う貴重なディスカッションであった。もっと多くの人が参加できるといいと思う。

☆ 語れる⇔語れない、この境をうろうろしている自分。留まっている(同じところに)自分。どう生き、自死遺族として何をやればいいのかもわからない不安定で浮雲の様な自分。でも、お一人お一人の方のお言葉が体の中にじんわりとしみこんでいくようでした。深く深く感銘を受けました。黒い雲の間から日が差し込むように、己の方向性が少し見えたよう・・・な。今の私でも悪くはないかな・・・。

☆語れない自殺、分かち合いの場でしか語れない事があるのだと痛感。聞き手を育てる事がいのちをつなぐ支援になるのだと思いました。

☆語れる社会が必要で、いつか分ち合いの場でなく、社会が、地域が、分ち合いの場となって欲しい。

☆自殺対策の原点に戻ったディスカッションだったと思います。自殺対策がどんどん進んでいく中、この原点がある事を絶対に忘れてほしくないと思います。

☆自分の中にも「語れる自殺語れない自殺」があるというのはそのとおりだと思う。自殺した相手に、怒りを覚えるというのは確かに言えないけれど、他の人にもあるのだと思った。

☆真情あふれる議論に接し、「語れない」問題に対して悩んでいる存在の事を忘れてはならないと痛感しました。行政サービスに血の通った対応が欠けているのは大きな問題です。私自身の反省材料としたいと感じました。

                            

【ピアノ演奏】
「ピアノの調べにのせて」

◇九州労災病院 精神科・ストレス科 精神保健指定医 日本音楽療法学会認定音楽療法士 NPO法人日本ミュージック・ケア協会  認定指導者◇
            下村 泰斗 氏 

       

 昨年の4周年講演会に続き、今年の5周年も、九州労災病院精神科医師、下村泰斗さんにピアノ演奏をお願いしました。
 お人柄か伝わる美しくやさしいピアノの音色に会場が包まれ、言葉では言い表せない、空間の心地よさでした。

【みなさまから寄せられた声】

☆この演奏がなかったらきっと胸中に重い鉛を埋め込まれたまま会場を後にしていた。音楽で選曲された名曲で、メッセージを伝える精神科医に感謝している。 素晴らしかった!

☆とてもキレイな音で、とりはだのたつ演奏でした。

☆ ピアノの前のお話もピアノもとても素晴らしかったです。とても感激しました。

☆ ホッとした。同時に、いろんな体験した個人同士が同じ場に存在することが奇妙だ。何かできたらいいのに。

☆すばらしい時間でした。選曲も奏者のたたずまい、想いもすべてが浄化される思いでした。

☆どの曲もすごく心にしみわたりました。娘がピアノを弾いていたので、思い出がよみがえってきました。

☆優しいきょうの午後から、実生活に戻っていく心の準備をするのにいい音楽をありがとう。

☆とてもキレイな音色でした。トトロの曲で亡くなった祖父が今天国から見守ってくれているような気持ちになれました。

☆すばらしい演奏に涙がこぼれました。

☆何も考えずに聞いているだけだが、自然と涙が出てきた。感動しました。自分も、今出来ることをしていこうと思った。

☆自身の心にひびきました。とてもキレイな音色でした。久しぶりに私も音楽をまた始めたいと思いました。泣いている方もいらっしゃいました。とてもいやされました。

【会場フロア-展示】
「自死遺族のメッセ−ジ展」

   

  

☆2010年2月7日 リメンバ−福岡自死遺族の集い5周年記念講演会
        〜自死遺族のメッセ−ジ展〜より

 会場入り口のフロアには、遺族の方々から投稿いただいた15点のメッセージを展示させて頂きました。

【みなさまから寄せられた声】

☆心優しく感受するときをもらった。

☆ひとつひとつのメッセージを読んで涙が出てしまっていました。一般市民の人が一人でも多くの人に見てほしいですね。

☆講演会の前に読ませて頂きました。自死者の遺族の気持ちってあまり普段聞けるものではないと思うので、とてもよかったです。読んでから講演を聞くことで、違う視点からも考える事が出来たように思います。

☆生の声、回想等様々ですが、個人を責めるのではなく記憶に残しておきたいこと、残さなければいけない、そして負の連鎖を止めたい

☆これほど多種多様の自死を選択せざる得なかった理由、メッセージがあるのかと思わずにはいられませんでした。

☆涙で読むのもつらかった。 胸にせまる思いがしました。 思いが伝わってきました(自分と重なることもありました)。

☆ただ涙、涙でした。私に何か出来るのか真剣に考えていきたい。

【その他感想など】

☆政・官・財の本当にこの場にいなければならない連中がいない。無念。日本財団の一層の助成にも期待します。

☆一年前からこの5周年記念講演会のためにご尽力御苦労様でした。私たち遺族はひとりでは生きていけません。いろいろな人に支えて頂かなければ生かされている意味さえ、わからないのです。何の為に生かされているのか、今の私は周りの人たちの支えでやっと生かされている感じがしています。今日は本当にありがとうございました。

☆今日の講演会内容を身近な人に語りたいと思います。

☆長い間、生命と向き合う仕事をしてきて、今日は考えさせられることがいっぱいでした。何がとか、どんなとか?うことではないのです。この場の空気が、総てを美しく、澄んだものにしてくれました。元気も頂きましたし、優しさも持ち帰ることが出来ます。ありがとう、感謝のみです。

☆昨年も参加しました。昨年と同様亡くなった子がこの会場に一緒にいる!と感じることができました。(特にピアノの時です)気持ちは確実に変化していて、昨年はいっぱい泣きながら聞いていたことを思い出しました。今日はわりと冷静にでもしっかり「想像すること!」「語らなくても大丈夫、大丈夫な人にだけ言ったらいい」ととりあえず2つ持って帰ります。本当にありがとうございました。

☆来る前は4時間長いなと思っていたがそれぞれ内容が濃く良かった。これからの生きる力としていきたい。子供達が元気ですごせるように、それだけが私の希望です。リメンバーに出会えて良かった。ありがとうございました。

☆次回(初めて)、自死遺族会に参加してみようと思います。

☆精神科医療に携わる者として参加しました。医療の側が自殺そのものにしても御遺族に対してもまだまだあると感じました。

☆満席で驚きました。

☆夫が亡くなって、まだ家族、親兄弟にしかいえません。亡くなってから精神科へ通院しました。話を聞いてくださった先生は何度か通ったところで私より先に話を聞き乍ら泣き出しました。その時私はとても気持ちが楽になりました。でも、親しい友人にも本当の事(自死だった)ということを話すことができません。リメンバーの会の事は知っていましたが、いまだに参加する勇気はありません。今日参加しようと思ったのは何かが自分に変われば良いと思ったからです。

☆17才の時、自死遺族になりました。人生や社会を憎みました。今回、このような「受け皿」を目にすることができ、社会や人間の可能性、希望を感じることができました。もちろん可能性だけではなく限界もありますが。希望に向かって伸ばす人間の手はすばらしいです。

【主 催】リメンバ−福岡 自死遺族の集い
【共 催】福岡市精神保健福祉センタ−
【後 援】福岡県、福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、福岡県医師会、福岡市医師会、福岡県司法書士会、福岡県臨床心理士会、福岡県精神神経科診療所協会、NPO法人自殺対策支援センタ−ライフリンク、西日本新聞社、福岡県精神保健福祉士協会、( 社)福岡県精神科病院協会

 ◇電話でのお問合せ◇

    092-737-8826 (福岡市精神保健福祉センタ−) 
   (月〜金 10:00〜12:00、13:00〜16:00)

   〒810-0073 福岡市中央区舞鶴2-5-1 あいれふ6F
         福岡市精神保健福祉センタ−

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